延岡市のオフィス移転で困ったLAN配線工事 床下隠蔽でスッキリ解決 | 延岡電気工事店
2026年06月19日更新

オフィス移転に伴うLAN配線工事 床下隠蔽で職場の見た目と安全を両立させた施工事例
こんにちは、延岡電気工事店の現場担当です。今回は、延岡市内でオフィスを移転されたお客様からのご依頼で、LAN配線工事を行いました。新しく移ったオフィスはフローリングの上にカーペットが敷いてあるタイプの部屋でして、デスク周りにパソコンやプリンターを置く予定なんですけど、配線をどうするかでお悩みでした。
「床にケーブルが這っていると見た目が悪いし、掃除の時に引っかかる」というのが一番のご不満。それに加えて、スタッフの足が引っかかって転ぶリスクも気にされていました。確かに、現場でよくある話ですけど、テープで固定したつもりが剥がれてきて、結局あちこちでケーブルが浮いてしまう。あれって本当に危ないんですよね。
ご依頼の内容と現場の状況
お客様が新しく借りたオフィスは、延岡市の国道10号線から少し入った場所にあるテナントビルの2階。以前は別の会社が入っていたので、内装は綺麗なんですけど、電気工事の配線は古いまま。特にLAN配線は天井のケーブルラックが無くて、壁から直接床面にケーブルを出している状態でした。
そこで、私ども延岡電気工事店が提案したのが、「床下隠蔽配線」です。と言うよりも、お客様自身が「どうせなら床下に通して見えないようにしてほしい」と希望されたのがきっかけ。カーペットの一部を剥がして、床下のスラブ(コンクリートの地面)に直接ケーブルを通す方法です。ただし、そのままではケーブルがコンクリートに擦れて痛む可能性もあるので、保護チューブに入れてやるのがセオリー。
施工内容の詳細
作業員は私を含めて3名。私がリーダーで、あとの2名はそれぞれ20代後半と30代前半の若い衆です。彼らはまだ経験は浅いですが、こういう隠蔽配線は「見えないところだからこそ丁寧にやれ」と毎回言い聞かせています。
まず、既存のカーペットを剥がす場所を決めました。オフィスの中央部分に、正方形のカーペットタイルが敷いてあるエリアがあったんですけど、そこを1枚だけ外します。そうすると、下に黒いシート(防音シートみたいなもの)が見えてきます。そのシートをカッターで切って、床下のスラブを露出させました。
ここで注意するポイントは、LANケーブルは「UTPケーブル(より対線)」と言って、細い銅線が何本も入っていますから、曲げすぎると通信速度が落ちます。特に工事現場では「まあ多少曲がっても大丈夫だろう」と適当に扱う人がいますけど、それは絶対ダ。私どもは、ケーブルの最小曲げ半径を守るために、専用のコルゲートチューブ(蛇腹の保護管)を使っています。
今回工事では、オフィスの床下に約10m分のLANケーブルを這わせました。デスクの位置が3か所に分かれているので、そこから分岐させる形で配線。ケーブルは全部で4本(メイン2本、予備2本)を1本の保護チューブにまとめて、床下のコンクリートに固定しました。固定には樹脂製のクリップを使い、ピッチは50cm間隔にしました。
だいたいの作業時間ですが、3名でやった場合、準備から後片付けまで含めて「約4時間」です。内訳は、カーペット剥がしと清掃に1時間、配線のルート決めと固定に2時間、最後にカーペットの戻しと動作確認に1時間。
写真での施工前後の様子
施工前の写真は特にありませんが、イメージとしてはオフィスの床に何本もLANケーブルが這っていて、テープで留めてある状態。ケーブルが交差しているのが見えて、ちょっと雑然としていました。

写真は、カーペットタイルを1枚だけ外したところ。床下から保護チューブに入ったLANケーブルが、ちょうど床面の高さに合わせて出てきています。チューブの出口は、床の高さと面一になるように整形して、つまづきにくくしています。
現場で感じたコツと注意点
今回の工事で一番気をけたのは「床下の埃」です。古いビルだと、床下に20年分のホコリやゴミが溜まっていることがあります。実際、今回も床下を開けてみたら、小さな石ころやプラスチック片が落ちていました。それらを放置すると、LANケーブルの保護チューブが傷つく可能性があるので、全部掃除機で吸い取りました。
あと、お客様には「後々、机の位置を変えたくなったら、ここからケーブルを引き出せるようにしておきます」と伝えました。と言うよりも、最初から長めにケーブルを余らせておくのが親切です。例えば、50cmくらい壁側に遊ばせておいて、それを床下の点検口から引っ張り出せるようにしておく。このあたりの「先読み」は、現場経験がないと気づかないかもしれません。
今回は、お客様から「思ったよりスッキリした」と喜んでいただきました。特に、カーペットを戻したら配線が全く見えなくなったので、来客時も安心です。やっぱり、電気工事は見えないところが大事だと思います。見た目だけを優先して、ケーブルを傷めてしまうのは本末転倒ですからね。
最後に
もし延岡市でオフィスのLAN配線工事をお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。床下配線の経験は豊富ですし、何より「見え方」と「使い勝手」のバランスを考えて施工します。今回のような隠蔽配線でも、数万円対応できます。費用の目安は工事費込みで5万円〜8万円程度(材料費別)です。お問い合わせは「延岡電気工事店」まで、お気軽にどうぞ。
<この記事の執筆者>
株式会社泰洋電工:甲斐 泰洋
<保有資格>
・第一種電気工事士
・第二種電気工事士
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














