【延岡市】台風被害から学ぶ！室外機の「転倒防止電気工事」で備える安心の夏
2025年11月21日更新
延岡市にお住まいの皆さま、日向灘に面するこの地域では、毎年夏の終わりから秋にかけて、特に台風への警戒が必要です。過去には大きな被害をもたらした台風も多く、強風による建物の損傷だけでなく、意外な場所にもリスクが潜んでいます。それが、戸建の2階の窓の外（1階の屋根部分）に設置されたエアコンの室外機です。
この記事は、「延岡市 エアコン工事」「延岡市 電気工事」の検索で当サイトを見つけてくださった皆さまのために、実際に台風で転倒してしまった室外機に対して行った転倒防止施工の事例をご紹介します。室外機の転倒は、単なる機器の故障で済まない、重大な二次被害を引き起こす可能性があるのです。
施工前の緊急事態：倒れた室外機が語る深刻なリスク
今回ご依頼いただいたのは、過去の強風により、1階の屋根上に設置されていた室外機が倒れてしまったというケースです。
倒れた室外機をそのまま放置したり、安易に自分で起こすだけでは、絶対に解決しません。転倒の衝撃は、室外機内部のデリケートな構造、特に冷媒配管や電源配線に致命的なダメージを与えている可能性が高いからです。
転倒した室外機を放置することで、以下のような恐ろしい症状が、皆さまの安心な暮らしを脅かします。
冷房が効かない「熱中症リスク」:
配管が損傷し冷媒ガスが漏れ出すと、エアコンが全く効かなくなります。延岡市の厳しい夏に冷房が使えなくなることは、高齢者や小さなお子様にとって命に関わる熱中症の危険を直接意味します。
「漏電火災」の恐怖:
転倒時に電気配線の被覆が破れたり、端子部分がショートしたりすると、雨水が侵入した際に漏電し、最悪の場合、火災につながる可能性があります。
「落下事故」による賠償責任:
不安定な屋根上に放置された室外機が、次の強風や地震で地面に落下した場合、通行人や車を直撃する重大な事故となり、甚大な損害賠償責任を負うことになりかねません。
特に、台風の多い延岡市では、これらのリスクを軽視せず、早急に専門の電気工事業者による点検と対策が必要です。
施工プロセス：安心を取り戻すための再設置と強固な固定
お客様の安全を最優先し、エアコンを長くお使いいただくために、以下の手順で施工を行いました。
1. 室外機の診断と慎重な再設置
まず、倒れた室外機を元の位置に慎重に戻し、外観だけでなく、配管や電気系統の接続部に異常がないか、プロの目で徹底的に診断します。
2. 強風に負けない！専用ワイヤーによる転倒防止策
再転倒を二度と起こさないため、高強度で耐久性の高いステンレス製のワイヤー（針金）と専用の固定金具を使用して、室外機を建物の構造体に強固に連結します。
室外機の底面にある固定用金具と、建物の強固な梁（はり）や柱をしっかりと結び付けます。この連結により、風で持ち上げられる力や、横から押される力に対して、室外機が全く動かないようにロックされます。
予測される作業時間（1人で施工）: 室外機の再設置と、転倒防止のための固定作業、そして最終的な安全確認を含め、おおよそ1時間半〜2時間程度を見込んでください。（設置場所の高さや屋根の形状によって、時間は若干前後します。）
施工完了：延岡市の台風対策は万全に
今回の転倒防止電気工事が完了したことで、お客様は、これから迎える台風シーズンも安心して過ごせると大変喜ばれていました。
延岡市の地形や気象条件を熟知した地元業者として、「延岡市 エアコン工事」や「延岡市 電気工事」の品質向上に努めています。台風対策は、家屋の屋根や窓だけでなく、室外機のような設備にも目を向けることが非常に重要です。
延岡市で不安を感じたらすぐにご相談ください
「うちの室外機は屋根の上に置いてあるけど、固定は大丈夫だろうか？」「最近の強風で室外機がグラついている気がする」といった不安は、放置せずに専門家にご相談ください。
早期の点検や簡単な補強で、大きな事故や出費を防げる可能性があります。
延岡市の皆さまが、一年中、安全で快適な生活を送れるよう、私たちが確かな技術でサポートいたします。お困りの際は、地域密着の電気工事店として、いつでもお気軽にお問い合わせください。
＜この記事の執筆者＞
株式会社泰洋電工：甲斐 泰洋
＜保有資格＞
・第一種電気工事士
・第二種電気工事士
＜専門分野＞
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
